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20代は南国リゾートでスクーバダイビングインストラクター 今は二児の母でカフェのバリスタ 横浜川崎中心にロハス(持続可能な地球と体の健康維持生活)で家族のためのわくわくイベント企画運営をしてます!子育ち・食・農業・ホメオパシー・アロマ・お手当て・防災・政治・カフェ話など発信してます♪月一ランチ交流会もスタート!


by 佐々木みか
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骨髄バンクについて

 映画を見た。 
 白血病などに伴う骨髄移植の話を、実際の話を元に作られた
 ドキュメンタリー映画。 『火火』~ひび~と言う映画。

 この映画は、日本骨髄バンクの主催で、各地域ごとのボランティアの協力の元、
 放映している映画だと思う。
 なので、会場も地域の文化センターなどが多いし、回数も少ない、
 チケットも一般化して販売していないようで、骨髄バンク協力関係の
 お店で口コミで売られているのを、母が買ってきた。

 正直、あまり期待していなかったし、テーマも重い暗い感じの映画だと
 思っていた。
  女流陶芸家の母の息子が白血病になり、ドナーが見つからないまま
 かろうじて、型の近いおばさんの移植を受けるが、亡くなってしまうという、、、。

 でも、決して、明るい話ではなかったけど、この映画、、、見て良かったな。

 白血病の息子を持つ母って凄く悲劇的な感じなのに、、、
 このお母さん、ホント気丈で、強かった。
 毒舌で気が強くてまっすぐな強さをもつ母。
 陶芸家としての譲れないこだわりとプライドを決して曲げずに、病気の息子を
 強く励まし支えていく姿は、時に、ユーモアもあってホントに素敵だった。
 親子二人で、作品を作る姿は、本当に美しかった。

  この映画の時代は、女の陶芸家も認められていなかったし、骨髄バンクも
 まだ出来ていなかった。 お母さんも、本人もドナーを見つけようと必死に
 頑張って、世の中に骨髄移植やバンクについて知らせていこうとする姿に
 考えさせられました。
  生きられること。生きていこうとすること。
  あたり前ではないことを、つい忘れてしまう。
 
 骨髄バンクで、生きれるチャンスが広がること、これからちゃんと考えて
 いこうと思った。

 骨髄バンクに登録できるのは、18~54歳。提供は、20歳~55歳。
 今回、映画館にいた人達は、大半はお年寄りで、バンクに登録できる
 世代ではなかった。 本来見るべき世代は、あたし達だ。
  知識が無いままでは、良くわからないから怖い。
 でも、まずは、現状を知ることから。 
 そこから、どうするかは、自分で判断すれば良い。

 あの映画を見る機会がドンドン広まれば良いと思う。

 
# by bikke0701 | 2005-12-02 01:18